シェア
2022.10.15(土) / 2022.10.19(水) 開催
宮城県

宮城県主催。「農山漁村地域ビジネスづくり(地域資源を活用した新事業創出)」について、現地フィールドワークおよび事前ワークショップ参加者募集

日本には多くの里山・農山漁村地域が存在しています。その美しい景観や地元の方々の優しさが、急速な高齢化や人口減少といった社会問題により危機にさらされていることについて、ニュースなどで耳にすることがあっても、実際の状況に触れる機会はあまりないのではないでしょうか。
宮城県にも多くの美しい農山漁村が存在しており、それらの地域が持続するための仕組みとして、「農山漁村交流拡大プラットフォーム」事業を推進しています。
今回、「農山漁村地域ビジネスづくり(地域資源を活用した新事業創出)」をテーマに、持続可能な地域づくり・地域発のビジネス創出に興味のある方を募りたいと思います。

まず、オンライン開催で事前ワークショップを開催し、その後、さらに「現地の課題を深く知ること」「地域のメンバーとどんなことができそうかについて議論すること」を目的としたフィールドワーク(現地視察)を実施します。

単純にアイデアだけではなく、実際に地域と継続的な関係性を築き、一緒に価値共創していただける方にお集まりいただきたいと思っていますが、まずはオンラインワークショップと現地フィールドワークからスタートし、徐々に関係性を深められればと思います。
なお、受け入れ団体(地区)および現地フィールドワークとしては2地域ご用意しています(下部に概要を記載)。事前ワークショップにて詳細を説明後、そのいずれかにご参加希望かをヒアリングさせていただきます。

また今回のイベントでは、災害復興や地域づくりの現場に長年携わりながら、『関係人口』をテーマとした施策の普及や地域人材の育成等の活動を行っている、稲垣文彦さんによる特別講演も開催します。

ご興味ある方は、まずはぜひ事前ワークショップにご参加ください。
(本ページでのエントリーで、まずは事前ワークショップのエントリーとなります)

※イベントはサンカクとして実施する通常の「ディスカッション型イベント」ではなく、宮城県が取り組む「農山漁村地域ビジネスづくり(地域資源を活用した新事業創出)」に興味のある方を対象としたプログラムの中の「事前ワークショップ型イベント」です。予めご了承ください。

特別講演者

稲垣文彦氏

NPO法人ふるさと回帰支援センター 副事務局長 博士(工学)
1967年、新潟県長岡市生まれ。明治大学商学部卒業、長岡技術科学大学大学院工学研究科博士後期課程修了。専門は災害復興と地域づくり。外部人材を活用した新たな内発的発展論を展開し、地域づくりにおける住民の主体形成プロセスを研究。国の地域おこし協力隊、集落支援員、関係人口の施策等の普及、人材育成等に尽力。他に総務省地域力創造アドバイザー、地域おこし協力隊サポートデスクスーパーバイザー、内閣官房まち・ひと・しごと創生本部令和4年度関係人口創出・拡大のための対流促進事業選定委員会委員、(公社)中越防災安全推進機構理事等。主な著書として「震災復興が語る農山村再生 地域づくりの本質(2014)コモンズ」等。表彰等International Society for Integrated Disaster Risk Management Norio Okada Implementation Science Award for year 2021。

受け入れ団体および現地フィールドワーク概要

受け入れ団体および現地フィールドワークは下記の2地域をご用意しております。現地フィールドワークは11月下旬から12月上旬の土日に1泊2日で実施予定です。
地域発のビジネス創出に興味のある方や、副業活動・パラレルキャリアといった、地域に貢献する活動(ふるさと副業)にご興味のある方にぜひご参加頂きたく思います。
事前ワークショップ時に詳細を説明後、どちらの現地フィールドワークにご参加いただくかをご選択いただきます。

【受け入れ団体①:リロカリコクリ(加美地域)】

加美町は、宮城県北西部に位置する地域であり、山形県に隣接する町でもあります。薬萊山(やくらいさん)の麓には、約15万平方メートルの「やくらいガーデン」があり、四季を通して約400種類もの花々が豊かに咲き乱れ、多くの観光客が訪れています。
本プログラム運営の中心はリロカリコクリ株式会社。社名には『田舎で創り田舎で過ごそう』という思いが込められています。代表は2018年5月に加美町に移住し、地域おこし協力隊として3年間の活動後リロカリコクリ株式会社を設立。地域で課題となっている「空き家」の利活用や、農地を活用した新たな農業ビジネスなどを行っております。昨年には、牛舎だった建物をリノベーションし、サテライトオフィスや宿泊機能等を兼ね備えた「小野田サテライトオフィスMow-Mow(モウモウ)」を開設しました。
現地フィールドワークでは『地域の遊休資産を活用し、新たな価値を創出』をテーマに、リロカリコクリの話を聞き、実際に活動を体験いただきつつ、地域の空き家や農地等を活用する里山ビジネスアイデア創出のディスカッションを実施する予定です。

【受け入れ団体②:しちがはまツーリズム(七ヶ浜地域)】

七ヶ浜町は、宮城県中部の太平洋沿岸にし、日本三景の一つである松島の南部に当たる地域です。海沿いに7つの集落があったことから、「七ヶ浜」と名づけられました。半島状に海に突き出した形になっている為、漁業をはじめ、海水浴や有数のサーフスポットとして賑わっています。また「山の軽井沢、湖の野尻湖、海の高山」と称された、日本三大外国人避暑地の一つ「高山外国人避暑地」もあり、県内において国際交流が盛んな地域でもあります。
「高山外国人避暑地」は、私有地のため普段一般の方々は足を踏み入れることができない地域で、そこはまるで異国情緒に溢れる距離や時空を超えたような地域です。
本プログラム運営の中心はしちがはまツーリズム。七ヶ浜町を丸ごと学校と見立てたプログラムを数多く行っています。また地域資源のひとつに「ルバーブ」があり、昔、高山地域の宣教師の方がこの地域に定植した歴史もありますが、現在この資源の活用をどうするか悩んでいます!
現地フィールドワークでは、ジャンルを超えた交流、文化創造の中核拠点をコンセプトとする「七ヶ浜国際村」を中心に、地域の国際交流の推進や文化・芸術の発信等の取組みを行っている『ルバーブを活用した新たな特産品づくり』と『国際交流文化の発信による地域ブランディング』をテーマに、地域視察および国際交流の歴史に関する話を聞き、地域の方々との交流を通じて、ルバーブの活用や地域ブランディングに向けたアイデア創出のディスカッションを実施する予定です。

サンカクしてほしい方

下記に1つでも当てはまる方は、ぜひ気軽にエントリーください!

  • ・ 企業の新規事業・オープンイノベーションを促進されている方
  • ・ 各地域等と協働して、ビジネス創造等を継続的に取り組んでいただける方
  • ・ ふるさと副業として、各地域に貢献する活動に参加したい方
  • ・ 将来的に地方や田舎への移住を目指している方
  • ・ 海外または国際交流などにゆかり、または興味がある方
  • ・ 地域の農産物等を活用した商品開発に興味がある方、または携わっている方
  • ・ 空き家活用や建築などに興味や関心のある方
  • ・ 地域で何か新しいチャレンジをしてみたい方
  • ・ サーフィンやウォーターアクティビティ好きな方

サンカクするまでの流れ

  • STEP1
    エントリー後、当選連絡
  • STEP2
    事前ワークショップに参加
    ※本ページ記載の開催日程
  • STEP3
    現地フィールドワーク可否のご連絡
  • STEP4
    現地フィールドワークへのご参加
    ※11月下旬または12月上旬の土日
・定員を超えたお申込みをいただいた場合は、ご登録のプロフィール情報とエントリー時に入力いただく追加情報を元に、事前ワークショップ当日ご参加いただく方を優先的に選出いたします。あらかじめご了承ください。
・選出後、サンカク確定のご連絡をさせていただきます。
・事前ワークショップ後の現地視察の手配方法については別途ご連絡いたします。
・現地フィールドワーク時のトラブルについては一切責任を取りかねます。ご自身の責任のもと、ご参加ください。

皆さまのサンカクをお待ちしております!

開催概要

開催日程
①2022年10月15日(土) 10:15受付開始 10:30スタート 〜 13:00終了予定
②2022年10月19日(水) 18:45受付開始 19:00スタート 〜 21:30終了予定
※いずれかの日程にご参加下さい
(状況によっては、早めに受付終了する場合がございます)
11月下旬または12月上旬の土日に1泊2日で実施予定です。現地までの交通費および宿泊費等については自主負担となります。予めご了承ください。
開催場所
事前ワークショップはオンライン開催となります。詳細は参加予定者に別途連絡します。

注意事項

  • ・イベント当日は撮影が入る可能性があります。撮影した写真・動画等は、宮城県の各サイト、株式会社リクルートにおけるサイト(サンカクのサイトを含みますがこれに限られません)・社外向けリリース等において、イベントの説明目的に公開されることがあります。また、イベント当日は外部メディアによる取材および撮影が入る可能性がございます。撮影した写真・動画等が各取材メディアに露出/掲載される場合がありますので、予めご了承いただいた上でお申し込みください。
  • ・エントリーいただいた方には宮城県より今後のご案内メールをお送りさせていただく可能性がございます。
  • ・本イベントの運営に関しては、株式会社リクルートがサポートいたします。
エントリーを締め切りました
PAGE TOP