オープンイノベーションのワークショップ実施事例 ~日立製作所~
企業紹介
株式会社日立製作所(以下、日立)は2020年4月1日、データサイエンティストのトップ人財約100名を集結したLumada Data Science Lab.(以下、データサイエンスラボ)を新設しました。高度なテクノロジーを有する研究者やビジネス経験豊富なデータサイエンティストがAI・データサイエンス技術を活用し社会イノベーション事業に取り組んでいます。
サンカク導入のきっかけ
データサイエンスラボでは、オープンに多様な知見を取り入れることで、イノベーションを創出し、さらなるサービス価値の向上を図ることもミッションのひとつです。このデータサイエンスラボの取り組みについて認知する人を増やしつつ日立に関わっていく人を増やすためにサンカクを実施しました。 また、弊社のデータサイエンティストの育成の観点から、多様な業界で活躍するデータサイエンティストとコラボレーションをし、多様な知識、アイデアを持ち寄り、議論することで気づきを得、知見を高めるのも狙いでした。 また4月頃からコロナという大きな社会課題に対する検討が増えてきており、「ニューノーマルな観光スタイル」や「アフターコロナの観光におけるインバウンド需要をどうやって戻すか」などをテーマに、観光データなどを活用しながらアプローチ方法を探るワークショップを開催することにしました。
どんな方と議論できましたか?
100名の方にご応募いただき、イベントには24名参加していただきました。 当日は、他業界のデータサイエンティスト、事業会社のデータアナリスト、コンサルティングファームにお勤めの方など様々なバックグラウンドの方と議論することができました。
イベントを開催した感想
当日の議論では初めて聞く発想のアイデアや、日立のアセットと組み合わせもっと深く議論したいアイデアもあり、非常に刺激的な場でした。参加者の皆さんにも、普段私たちがやっている仕事のイメージを感じていただけたなら一番の喜びです。 また今回のワークショップを通じて日立の事業や仕事のこだわりを感じていただけたと思っています。将来一緒に働く可能性のあるビジネスパーソンとの出会いの場にも繋がったのではないかと感じています。
オンラインイベントについて
今回は密を回避するために、オンライン上でのワークショップ開催としました。集客面や議論が成り立つのか不安はありましたが、実施してみたところ多くの参加者と出会うことができ、また白熱した議論で盛り上がることができました。
お問い合わせ