私たち安藤木型は、1983年に愛知県西尾市で設立した金属・金型部品加工の専門企業です。主に自動車部品の金型及び金型部品の加工を手掛ける他、工作機械用精密備品やメカトロ部品の製造にも取り組んでいます。

「金属加工で困った時の安藤木型」のキャッチフレーズを掲げ、高い技術力と豊富な実績をもとに顧客が求める製品を提供しています。創業2,3年後に鋳造用木型から自動車の木型モデルに転換したり、リーマン・ショックの前年に金型の一括受注を止め、新規設備導入による事業転換を図るといった時流に合わせて柔軟に事業を拡大してまいりました。

社員は16人、そのうち女性は2人で、14人の男性社員のうち10人が外国人など外国人技能実習生も積極的に受け入れています。現在、自動車部品金型加工が売上の70%を占めていますが、医療機器部品加工への進出なども視野にいれ、これからも時代の変化に対応しながら、積極的に事業の多角化を進めて参ります。

■事業課題
取引先の1つである自動車業界のお客様は、取り巻く環境の変化により、サプライチェーンマネジメントの強化に取り組んでおり、私たちも「労働安全衛生法」に関する取り組みを強化する必要があります。2025年3月末までに「労働安全衛生法」にに基づいて、従業員の健康と安全を守れているかどうかを判断する項目とチェック体制が整い、4月から取り組みを開始したいと考えています。

■募集背景
当社が労働安全衛生に関する体制・取り組みができているか、取引先から調査票の提出を求められるようになってまいりました。労働安全衛生法に基づいて職場における労働者の安全と健康を守るための組織や仕組み、ルールを整備したいのですが、社内に知見・ノウハウが不足しており、何から着手すればよいのかが分からない状態です。外部プロのお力をお借りして、社内体制の構築・運用サポートをお願いできればと考えています。これからも安心してお客様に取引していただけるよう、当社の社内体制が求められている水準を満たすことができるよう、ご支援いただきたいです。

■お願いしたいこと
「労働安全衛生」に関する社内制度の構築～運用サポート
※担当者1名と進めていただくことを想定しています。

■想定している進め方
・2025年1月末まで：現状分析と目標設定
現在の作業環境や業務内容を評価し潜在的なリスクを特定してください。また労働安全衛生に関する法律や規則を確認し、遵守状況を評価をお願いします。その後、具体的な安全衛生目標を設定し達成基準を明確にします。目標達成のための指標(KPI)を設定をお願いします。

・3月末まで：制度設計～導入支援
労働安全衛生に関する基本方針を策定し、安全手順書やマニュアルの作成、従業員に対する教育・研修プログラム作成のサポートをお願いします。その後、新しい制度やポリシーを全従業員に周知しますので、計画された教育・研修プログラムを実施サポートをお願いします。

・4月以降：運用サポート
定期的に制度の運用状況をモニタリングを行い、KPIに基づいて労働安全衛生施策の効果を測定しますので問題点や改善点を洗い出し、次の施策を検討をお願いします。定期的なレビューのサポートまでご支援いただけますと幸いです。