現在17カ所の介護サービス事業所と2カ所の包括支援センターを柏市内で展開しており、約470名のご利用者様がおります。社会の進展に寄与してきたお年寄りが安らぎと潤い、生きがいを持てる老後を過ごせることを願って設立しました。豊珠会は発足時から一貫して、受入れ困難となる重度の認知症や障がい者の方の利用が約8割を占めるなど、老人福祉施設における地域社会のニーズにあわせた先駆的な対応を行っています。
基本理念には3つの柱「①人格尊重と処遇向上：私たちは人の心を大切にします。」「②地域と連携：私たちは地域に溶け込みます。」「③職員の資質向上：私たちは自分の人となりを磨きます。」を掲げています。その実践として設立当初から利用者の身体と精神を拘束しないことを徹底するとともに、認知症の方が目の届かない場所で事故に遭わないように施設内で様々な工夫を行っています。

■事業課題
豊珠会では地域のニーズに更に応えるために新規事業に取り組んでいます。その1つが老犬・老猫を対象とした介護ホームとデイサービス・ショートステイサービスの新規事業です。医療技術等の進歩で動物も寿命が延び、認知症等が重症化することがあります。豊珠会に入居・通うご家族からの相談も多くあり、理事長が元獣医であったことから取り組むことになりました。老犬・老猫、飼い主ともに安心して過ごせる・預けられる空間を提供していきたいです。

■募集の背景
医療設備やトリミング施設の併設、24時間の管理体制を予定しているため、高級志向のサービスとして展開したいと考えています。また、現在、構想中のコンセプトを基に知り合いの設計士へ施設の建築設計を依頼中です。建物の平面図の検討段階ですが、建物の外観など当法人の中でもイメージが具現化できておりません。よりイメージを具現化するためにも当法人の要望を引き出し、建物の設計に落とし込んで頂ける方のご協力を求めることにしました。

■お願いしたいこと
敷地面積200坪程度の広さをもつペットの介護施設の基本設計（デザイン）にご協力ください。2025年3月末までに施設の設計を完了させ、その後、施工会社を決定する状態を目指したいです。デザインや構造、設備の概要など当社が構想しているイメージの具現化にご協力ください。

■想定している進め方
Step1：当社事業の理解と新規事業の詳細の確認。また、当社が構想している施設のコンセプトやプランのすり合わせ。
Step2：依頼している設計士とともに基本設計（デザイン）。
Step3：基本設計図書に基づき建設会社へ見積を依頼するため、予算オーバーした場合の設計再調整。
※設計図等の作成は設計士に依頼予定のため、より良い施設の完成を目指してデザイン等のアドバイスをお願いします。
※室内クロスの素材選定など実施設計に関してもご協力いただきたく、施設完成まで中長期的にフォローして頂きたいです。