当社は工作機械に用いる各種機器や曲げ金型の製造を行っています。「ばね技術」を活かした様々な自社製品の開発を行っており、プレス加工業界を中心に国内のみならず海外でも評価を得ています。中でも同社が独自開発したプレスブレーキ用曲げ金型「ウイングベンド」シリーズでは、従来の板金加工では難しいとされていた傷がつかない曲げ加工を実現しています。
創業時、社名のとおり「発條」を製造する企業として事業を開始しましたが、時代の流れとともに事業転換を行い、1960年頃より板金加工業に参入しました。創業当初から培ってきた「ばね」の製造技術を活かして、現在の事業に繋がる工作機械向けの板金製造を手掛けるようになりました。2024年6月には新社長が就任し、更なる変革期を迎えています。今後の事業展開の中でウイングベンドプラスの国内販売の拡大や生産数の増加に伴う社内体制の構築を推し進めていく予定です。他にも効率的な生産を目指し、溶接ロボットの導入やエンドユーザー向けの新たな自社製品の開発など、新社長の異業種で培ってきたキャリアを活かし、当社の新しい時代を社員全員で切り拓いていきたいと考えています。

■事業課題
社内資料のデータ保管ルールを作成したいと考えています。現在、保管ルールがない状態であり、各自パソコンのフォルダ内に社内資料や設計図など様々な資料を保管しています。社内に情報セキュリティなどの担当もいないため運用面が整備できていません。実際、パソコンのフォルダへのアクセス制限（20名しか開けない）や保存先が多層階になり資料を探すことに時間がかかるなど弊害も生じています。セキュリティ上も問題があると思いますので、データ保管のルールを作成し、運用していきたいです。

■募集の背景
現在、部署によってフォルダは分かれていますが、自由にアクセスできる状態です。社内の中でも個人情報関連の資料などアクセス制限を設ける必要があると考えています。誰がどこに何の資料を保管しているのか明確にすることで、社員の更なる業務効率も高めていきたいです。継続した運用ができるように社員にとって分かりやすく定着しやすいルールを作成したいと考えています。これらのルール作り・運用に関して社内のノウハウだけでは不足しているため、本募集に至りました。

■お願いしたいこと
社内資料のデータ保管ルールの作成および運用サポートをお願いします。現状パソコン内のフォルダを使用しているため、情報管理の効率化・体制強化の観点でクラウドサービスへの切替えなどの提案も可能です。（予算に応じて検討余地あり）
社内定着化の視点も踏まえ、フォルダ整理の方法やデータ保管の方法についてアドバイスを頂き、ルールとして落とし込んでいただきたいです。その後、継続した運用ができるように管理方法の指導など社内定着に向けた運用面のサポートもお願いします。
※紙資料の保管もありますが、まずはパソコン上に保存している資料データのルール決め・運用を先行します。

■想定している進め方
※初回契約3カ月でSTEP3の運用開始を目指します。
STEP1： 現状のフォルダを確認のうえ、課題点を洗い出す
STEP2： 社内資料のデータ保管ルールの策定と運用開始計画の策定
STEP3： 社内での運用開始。定着に向けて定期的な管理方法の指導など運用面をサポートする。