当社は岩手県大船渡市にて水産加工（主に寿司ネタ製造・販売）を行っております。

鮨本来の美味しさは「人肌の温かいシャリ」にあると考え、近年こだわりの独自技術で冷凍寿司を完成させました。寿司ネタとごはん、それぞれのおいしさを活かすことにこだわり、寿司として冷凍販売できるようにしたオリジナルの製法です。この冷凍寿司を海外に広げ、日本の、本当の美味しいお寿司を届けていきたいです。

日本の美味しい寿司を海外で堪能できるよう、当社の技術で開発した「冷凍寿司」の輸出本格化に向けて、手続き面のサポートをしてくださる方を求めています。

元々地場への卸を主としていましたが、コロナ禍での流通変化を機にアルコール凍結機を購入したことで、地元の魚を鮮度の高い状態で販売できるようになり、冷凍寿司を作れないかという話が上がりました。従来の冷凍寿司は自然解凍する仕様のものが多く、美味しく食べられるものがああまりありませんでしたが、ネタとシャリを分けることで美味しく、かつ自分たちでネタを乗せる楽しみもある冷凍寿司を完成させることができました。これが展示会で海外向けに話題になり、現在アメリカのレストランでの提供に向けて、アメリカの商社と話を進めている最中です。

そこで、本格的な輸出事業の推進に向けて、必要な許可や申請について理解し対応するために、指導・相談役になってくださる方を募集しています。取引に関しては商社経由で進められますが、販売元として正しくルールを理解したうえで事業を進めるため、貿易（特に食品/海産物）に関して知見のある方にフォローいただきたいと考えています。

■お願いしたいこと
日本から海外（まずはアメリカ）への輸出事業をスムーズに進めるため、通関手続きにおける必要事項の洗い出し～申請のフォローまでをお願いします。必要事項について、書類・免許・表示や規格など全般を確認したく、過去食品や海産物の輸出に携わった方の伴走を求めています。
※過去に一度、アメリカへ少量販売した実績はあり、FDA（アメリカ食品医薬品局）の登録番号は取得しました。

また、慣習や規制によって不向きな寿司ネタもあるかと思いますので、この点でのアドバイスもいただける方がいらっしゃいましたらぜひお願いします。現時点ではアメリカとの取引で話が進んでいますが、今後他国にも広げていきたいため幅広く輸出に関して教えてくだされば幸いです。

■想定している進め方
現在、既に商談が進んでおり、このままいけば9月にはアメリカで販売を始められそうなスケジュール感です。スムーズに進められるよう、スピード感を持って業務を進めていきたいです。