シルクを繊維以外で利用して化粧品原料や工業原料等の川上から川下まで素材を生産・開発・製造しています。当社で使用されるシルクは生産地まで追跡できる繭を使用し、一部は自社の養蚕場にてカイコの飼育を行っています。世界中の養蚕場へのネットワークをもち、多種多様な繭の調達も行っております。私たちはシルクたんぱく質を持続可能な素材と考え、新たな機能性の発見及びその実用化を目指し研究も行っています。
当社は日本最大のシルク織物産地である丹後に所在しています。シルクは丹後の人にとって非常に身近な存在で、街を歩くと今でも機織りの音が聞こえるくらいです。一時はエンジニアの道に進んだ代表ですが、身につけた工学の知識を活かして、いつか故郷である丹後に恩返しをしたいと想っていました。シルクを使えば使うほど良いことが循環していく仕組み・ビジネスモデルを作っていきたいと思います。

■事業課題
将来的にIPOを目指し、現在ベンチャーキャピタルなどより投資を受けております。今まで家族経営だったことから、必要な電子帳簿対応が遅れております。現在使用している弥生会計に加えて、新たにfreee経理を駆使して、電子帳簿対応と経理業務の効率化を進めていきたいです。丹後は歴史的にシルク繊維関係が多くある産地でしたが、近年織物企業は激減しているため、当社が財務基盤を確立して地域創生を牽引する存在になっていきたいと考えています。

■募集の背景
現在は担当者1名が弥生会計を用いて伝票入力や売上入金予測などの経理業務を行っています。一方で電子帳簿対応では弥生会計のみでは足りないため、freee経理を使用したいと考えています。当社の経理業務の効率化を支援いただく人材が必要なため、副業で対応いただける方にお願いしたいと考えています。

■お願いしたいこと
会計ソフトは弥生会計を継続して使用し、電子帳簿対応のためにfreee経理の導入を進めたいです。そのため、弥生会計とfreee経理の連携も必要であり、実際に両システムの導入経験・使用経験のある方にお願いしたいと考えています。
なお、具体的な業務は下記のとおりです。
①freee経理の導入サポートと当社スタッフに対するfreee経理の使用方法の教育
②freee経理と弥生会計を連携できるように設定すること
③freee経理の自動仕分け設定やエラー対応方法の確認、およびマニュアル化

※まずはfreee経理導入のプロジェクトベースですが、その後も当社の経理事務の効率化の提案等、継続的にご相談できる方にお願いしたいと考えています。

■想定している進め方
■1カ月目～2カ月目：現状の把握・導入支援
・freee経理で行いたいこと、現在の弥生会計の使用状況などの確認
・freee経理を導入し、弥生会計との連携などの各種設定対応
■3カ月目：内製化支援
・当社スタッフがfreee経理を使用できるよう指導・育成（※必要に応じてマニュアルも作成予定）