当社は鉄道工事を行う会社として静岡県島田市に設立し、沿線樹木伐採作業や土木構造物新設工事を主軸に活動してきました。鉄道・道路などの構造物の近接目視、打音、触診などの点検・調査業務、ロープアクセス技術を用いて高所難所における幅広い作業を行っています。社会における重要なインフラの「安全」を守る”誇り高き裏方”として橋や鉄道を利用されるお客さまと列車の安全輸送を支えています。
当社は作業者の墜落防止を目的にロープアクセス技術を使って橋梁点検や鉄道線路の軌道工事等を行っています。安全に業務を行うためには、機材の徹底管理や正確な技術が必要不可欠です。わたしたちの日々の仕事が橋や鉄道を利用されるお客さまと列車の安全輸送を支えていると感じています。高い機動性と丁寧な点検調査が当社の強みです。

■事業課題
CADを使用した点検記録図において、今年度の繁忙期が8月から2月にかけて発生し、その間にサポートしてくれる人材が必要です。毎年度、入札案件の件数によって繁忙期が左右され、2023年度は概ね200件の橋梁点検に携わりました。現在は作業員が現場作業後に事務所や自宅でCADを使用して点検記録を作成しているため、作成に時間を要していることから業務の効率化や作業員の負担軽減を図りたいと考えています。

■募集の背景
橋梁点検は2013年の道路法の改正を受けて5年に1回の点検が義務化されているため、年度ごとに点検件数が異なります。点検記録はカルテのようなものであり、点検表を基に前回の指摘箇所に対して補修工事を実施して改善済みなどの記録や新たに発生した不具合を記録します。アルファベットで状態を示す点検基準もあり、点検ごとに情報を更新するようなイメージです。現場では作業員が手書きで点検表に書き込み、その後CADで図面に落とし込み作成するといった流れで作成します。

■お願いしたいこと
CADを使用した点検記録図の作成にご協力ください。主には橋梁点検の図面の作成を依頼予定であり、1カ月に10件の作成を目安にする予定です。CADの種類はV₋nasであり、建築コンサル等で図面作成の経験者であれば1件の作成につき半日程度の作業時間を想定しています。今回は現地の手書きの点検記録をCADを用いて図面に落とし込む作業を中心に依頼予定ですが、橋梁の知識をお持ちの方でしたら、写真台帳の作成もご相談したいです。

■想定している進め方
今年度想定される繁忙期に合わせ、2024年7月頃からのご依頼を想定しています。
また初回契約は1カ月を想定し、スキルや業務量に応じて契約更新をご相談します。

STEP1：前年度実施したCADの点検記録図を用いた編集作業を通じて点検記録図の作成ポイントなどを習得する。
STEP2：CADを使用した点検記録図を作成する。（提出期日は依頼してから概ね2～3日程度）※要相談
STEP3：提出後、当社がチェックして修正などを加えて完成させる。
※副業パートナーのスキルに応じてお任せする業務量を決定します。