当社はながさき南部生産組合の一部として首都圏エリアの卸・販売業務を担っています。「安全な食べものを長崎の大地から」を合言葉に、食を楽しむ皆様が安心して食べていただける野菜や果物の栽培を追求し続けています。これからも農と食を通じて地域の自立と自然との共生を目指し、島原半島から美味しい農産物を全国へ届けていきたいです。
当組合は生産者にも消費者にも、環境にもやさしい農作物を自然と共生し、環境を破壊しない農業に取り組んでいます。「環境保全型農業」を経営理念とし、堆肥による土づくりに努め、農薬を最小限に抑えた「有機」特別栽培レベルを実践し、生態系を重視した生産方法を追究してきました。
※環境保全型農業とは、自然と共生し、環境を破壊しない農業を意味します。
長年にわたって続けられてきた近代農業をもう一度見直し、消費者の皆さんに安全・安心な食べ物を供給するために、生態系を重視した農業を実践している組織です。

■事業課題
全国の農業法人と連携して首都圏に直売店を出店したいと考えています。県内だけでは人口減少とともに販路が限定されていることから、首都圏への販路拡大を予定しています。当組合には、果樹・野菜の栽培経営技術専門家も多数在籍しており、商品力では全国的にも競争力があり、首都圏でも充分勝負できると考えています。首都圏における直売点の多店舗展開を視野に農業を成長産業とする為のビジネスモデルを確立していきたいです。

■募集の背景
首都圏への直売店オープンに向けては、市場調査やエリア選定、物件探しなど出張ベースではハードルが高く、また土地勘もないため事業計画をなかなか前に進んでおりません。既に首都圏への進出には外部コンサルに入っていただき、マーケット調査を実施して神奈川エリアへの進出を進めることにしました。店舗の形態はレストラン付きの道の駅が理想ですが、場所・予算も限られるため直売所機能が備わっているのであれば形態は問いません。外部コンサルの方と協業しながら店舗形態の検討から出店する場所・店舗のテナント探しなどご協力ください。

■お願いしたいこと
首都圏における農産物の直売店を店舗開発に向けてプロジェクトマネジメントから実務サポートをお願いします。最初の3カ月間で出店予定の神奈川エリアの中からどこに出店するのかという場所決めから行い、店舗の形態などを一緒に検討していただきたいです。その後、テナント探しから契約交渉までサポートいただけると助かります。現状は有人の直売所を予定しており、年内にはオープンに向けた目途が立っている状態が理想的です。本プロジェクトの指揮を執り、面接等を通じて外部コンサルや当社スタッフと業務範囲を相談しながら進めていくことを想定しています。

■想定している進め方
1カ月目：事業理解、首都圏への出店計画と現在の進捗確認
2カ月目～3カ月目：マーケットリサーチを行い、需要のありそうな地域の特定や店舗の形態を検討する。
3カ月目以降：出店する店舗の形態が決まり次第、テナント探しから決定までの交渉を行う。
※首都圏での店舗オープンまで継続してご協力いただくことを想定しています。テナント決定後、オープンに向けた準備（地元産品の調達や広報・PRなど）もご協力いただく予定です。