有機栽培・特別栽培の野菜果物の生産流通・企画・販売、長崎県諫早市にてファーマーズマーケット「大地のめぐみ」を経営しています。島原半島一帯に組合員140名を抱える農事組合法人です。「安全な食べものを長崎の大地から」を合言葉に、食を楽しむ皆様が安心して食べていただける野菜や果物の栽培を追求し続けています。これからも農と食を通じて地域の自立と自然との共生を目指し、島原半島から美味しい農産物を全国へ届けていきたいです。
当組合は生産者にも消費者にも、環境にもやさしい農作物を自然と共生し、環境を破壊しない農業に取り組んでいます。「環境保全型農業」を経営理念とし、堆肥による土づくりに努め、農薬を最小限に抑えた「有機」特別栽培レベルを実践し、生態系を重視した生産方法を追究してきました。
※環境保全型農業とは、自然と共生し、環境を破壊しない農業を意味します。
長年にわたって続けられてきた近代農業をもう一度見直し、消費者の皆さんに安全・安心な食べ物を供給するために、生態系を重視した農業を実践している組織です。

■事業課題
2005年長崎県諫早市に直売所「大地のめぐみ」をオープンしました。有機栽培をはじめ栽培期間中無農薬栽培、特別栽培レベルなど生産者や消費者にも、環境にもやさしい栽培方法によってできた農産物を中心に取り扱っています。直売所の店頭に並ぶ野菜は農薬や化学肥料の使用状況などにより商品ラベルで分類しており、お客様が店頭で商品を選ぶ際の一つの目安として分かりやすく表示しています。今まで生産に力を入れていましたが、これからは売るノウハウも身に着けて売上も確保できる店舗運営（ビジネスモデル）を確立していきたいです。

■募集の背景
直売所の運営を素人の状態で手探りで始めており、店舗運営に関する専門知識を有する人材が不足しています。また専門知識のある人材を中途で採用を試みても正社員採用できず困っています。プロの視点が足りないせいか、集客不足や在庫管理など売り場コントロールの課題や時代への変化に対応しきれていなど現状の店舗運営に関して何かしら課題があると認識しています。構造改革という意味合いでまずは課題の発掘からご協力いただきたいです。

■お願いしたいこと
直売所「大地のめぐみ」の店舗の運営状況をご確認いただき、売上を伸ばせる店舗運営に向けて課題の発掘から解決策の実行までご支援ください。現状、課題の認識が曖昧なため、売上向上、在庫管理、マーケティング戦略など様々な観点で課題の発掘をお願いします。また、店舗運営で目指したい姿の一つにPOSシステムの有効活用を挙げています。現状使用しているPOSシステムをご確認いただき、POSデータを用いた店舗運営の改善にも取り組んでいきたいです。

■想定している進め方
1ヶ月目～2カ月目：当社事業の理解と会長が目指す店舗運営のビジョンの共有。現地視察の上、現場責任者などのヒアリングを含め店舗運営の実態把握と課題の洗い出しを行う。
2カ月目～3カ月目：最適化に向けた課題の分析と解決策の検討
3カ月目以降：解決策の実行
※1ヶ月目に初回一度、2〜3ヶ月目に一度の現地視察をしていただくことを想定しています。
※3か月目以降は解決策に取り組み、運用後の実態をモニタリングのうえPDCAを回していただきます。