当社の持つ技術力を活用し、新製品を開発し社会に貢献したい

義肢装具の調整技術に関して、日本は全体的に相当高い技術力を有していますが、患者さんたちが使用している装具は決して最先端のものではありません。年々日本の義肢装具に使用するパーツの技術は進化しており、世界的にみても相当高いレベルのものを開発しています。しかし、日本では国で認められたものしか保険適用とならないため、どれだけパーツを開発しても、それらのパーツを使用できない現状があり、結果患者さんの使用するものも保険適用の範囲内のものとなってしまいます。
一方、義肢装具の材料費は高騰していますが、業界として国が決めた価格があり、価格転嫁ができない現状があります。
さらに近年は、再生医療の進化、労働環境の改善、自動車の性能アップにより、患者さんの数自体が減ってきています。
このような環境のなか、現在のビジネスモデルでは、売上を伸ばすことが困難なため、当社では義肢装具を製造する技術と道具を活かして新製品の製造に取り組みたいと考えています。まずは、どういった商品を開発すればいいか一緒に考えていただきたいと思っています。

■事業課題
義肢装具の売り上げを伸ばしていきたいが今のままでは手段がない

■募集の背景
義肢装具の業界は国の規制の元にあり、新しい技術の開発や高付加価値のある商品を開発してもほとんどの患者さんが保険行政の下義肢装具を選択しているため、独自で売り上げを伸ばすことが困難な状況にあります。
一方で営業活動においても、ドクターの診察、許可が必要となります。結果、義肢装具の注文は病院から受けることになり、業者ごとに指定された曜日と時間に病院に待機し、患者さんが受診するのをひたすら待つことしかできず非効率な状況です。

こういった状況を変えるために、現在当社が有する素材系の技術や加工技術などを生かして新しい分野の商品を開発したいと考えていますが当社には製品開発のできる人材がいません。新製品開発にご興味のある方のお力をぜひお借りしたいと考えています。

■お願いしたいこと
弊社の持つ材料や加工技術を生かし、新製品を企画、開発してください

■想定している進め方
STEP1：当社の有する材料や加工技術を把握してください
STEP2：新商品開発に向けた具体的な進め方のすり合わせを行います
STEP3：その後はアイデアレベルでも構いません。新製品の提案をお願いします。