■事業内容
当社は、業務用ラードの製造・販売を中心に、産業廃棄物の収集、運搬、そして廃食用油の再生処分を行っています。
私たちは、ラードの生産から廃食油の回収・リサイクルまで手がけ、油脂に関する幅広いサービスを提供することで、持続可能な循環型社会の実現に寄与しています。

■ビジョン
廃食用油のリサイクルを通じて、資源を大切にし、環境に優しい社会の構築に貢献します。
今後は、本プロジェクトで完成したスマートファクトリーを同業者に導入し、少子高齢化に伴う業界課題を解決し労働集約型から自動化型へと注力していきたいです。

■事業課題
当社は、1年以内に生産ライン全工程を自動化し、1名体制での運用を目指しています。現在、手作業が多く、一斗缶を500回も上げ下げするなど、体力的に厳しい業務が続いています。工程間の運搬作業など自動化していくことで、3K（きつい、汚い、危険）とされる業務を可能な限り減らし、現状の作業員を3～4名削減していきたいです。
現在の設備や生産体制を基に、設備同士や工程間の連携を強化し、労働力の依存から脱却し、人手不足を解消したいと考えています。

■募集の背景
各工程で作業員による手作業が発生しているため、ロボット工程から次の工程への運搬も全て自動化したいと考えています。しかし、どのような自動化設備があるのか、どのようなシステムが必要かが分からないため、製造に関するDXやIoTに知見のある外部人材に協力をお願いすることにしました。1番理想とする完全無人化にむけて第一歩進んでいきたいです。

■お願いしたいこと
工場の自動化・省人化を実現するため、アドバイスと伴走支援をしていただける方を募集します。本プロジェクトは補助金を活用し、最大1億円の予算で推進予定ですが、コストを抑えたシステム化が重要です。どの設備が最適か、一緒に検討しましょう。
自動化後の業務フローについて社長のイメージは以下の通りです。

●現状業務フロー
工場搬入 → ドライバーと作業員Aが荷物を下ろす → 作業員Bがフォークリフトで運搬 → 作業員C・Dが目視で機械に投入 → 作業員Eが機械を管理

●自動化後業務フロー
工場搬入 → シューターで投入口まで運搬 → ソフトで生産管理・判断 → 完品
（理想は、このプロセスを1名が管理する状態です。）

★導入機械イメージ：シューター、搬送装置、仕分け装置、固油を溶かす装置、容器洗浄機械など

2026年4月頃の稼働開始を目指しています。初回契約期間では、生産設備の把握、課題分析、最適なシステムの検討と改善策の提案～決定を行います。成功指標は1名体制での運用実現とします。