1899年に大館駅の開業と同日に創業し、駅弁業を営んで124年となります。1947年に鶏めし弁当を販売し、現在では鶏めし弁当一本（派生商品も含む）で商いを行っており、現在も変わらぬ味を守り続けています。
長年の歴史の中で様々な局面を迎えてきましたが、「冷めても美味しい駅弁」という駅弁屋の責務を忘れず、多くのお客様にご購入頂いております。これからも様々な戦略でお客様に愛される鶏めし弁当を目指します。
今般のコロナ禍を体験し、東日本大震災時もそうでしたが、駅弁事業は不安定なビジネスです。
その中で、冷凍駅弁を開発し、ＥＣやふるさと納税返礼品そして輸出ビジネスにチャレンジしていきたいと思っております。
(2023/7~自社ＥＣオープン・2023/8～香港展示会参加・2023/11～ふるさと納税参加予定)
また働き方改革に伴う、製造工程見直し（副食材の冷凍化）を図り働きやすい職場作りも目指してます。

【取り組みたいテーマ】
駅弁の冷凍事業にチャレンジしたいと考えています。
今まで駅弁は製造日＝消費期限であり作り置きができない商品でした。しかしながら、冷凍技術を使って美味しさが保てる駅弁を製造・販売できれば、自社ECサイトや輸出販売の可能性および製造の効率化に繋げることができます。
更に今年はふるさと納税の返礼品として秋田の食材を使用した冷凍商品を開発する予定のため、冷凍事業への進出が事業拡大のポイントになるのです。

【今回の募集背景】
以前より駅弁の冷凍事業を検討していましたが、常温商品と比べて美味しさを保つ一工夫が難しく、商品化に苦戦していました。
また、冷凍事業を始める際に必要な事業認可などの知識が少なく、事業開始に向けた準備から着手する必要があります。
このように今まで私たちが持っている駅弁事業のノウハウだけでは冷凍事業の推進は難しいと感じたため、冷凍事業に詳しい外部のパートナーを招きご協力いただくことにしました。

■お願いしたいこと
・冷凍食品の販売に向けた事業認可や商品の規格基準に関するレクチャー
・冷凍食品の商品開発（駅弁・ふるさと納税の返礼品）
冷凍食品を製造して販売するために必要な認可や手続きについてアドバイスをお願いします。

■実現までのステップ
Step1：当社の事業やこだわりなどの理解、冷凍事業の開始に向けた法規制等の基礎知識のレクチャー
Step2：冷凍設備のスペック等をご確認いただき、冷凍駅弁や冷凍食品のアイデア出し・商品設計
Step3：試作・品質や調理方法の検証などを繰り返し、1つでも商品化できることを目標にします。