日新被服株式会社は、岡山県で主に作業服・空調服を手掛けているメーカーです。

当社は、作業服を「生産価値創造服(生産活動時に着用する、大切な服)」と捉え、大切に手掛けています。
また空調服は、酷暑の中で仕事をするプロを熱中症から守るためのライフジャケットとなるように、良いものをコストをかけすぎずに提供できるよう心掛けています。

そして、当社はSDGsの実現に本気で取り組んでいます。
カンボジア工場を起点として、17の目標それぞれに尽力しています。
当社は、SDGsの取り組みを通して会社のイメージアップを図りたいのではありません。
自社製品そのものがSDGsを体現している状態を目指し、挑戦を行っています。
「原料からSDGsに沿ったものを調達し、製作・縫製の全ての工程がSDGsにつながっている状態」これが、我々の目指す姿です。
本質的なSDGsの実現に向かって、これからも挑戦を続けていきます。

今回副業者にお手伝いいただきたいのは、空調服の進化版である『冷房服』の開発です。
これは、SDGsでいう「貧困をなくそう」や「飢餓をゼロに」、「すべての人に健康と福祉を」につながる取り組みです。

「空調服」とは、外気を服内に取り込み、服内で流通させ、服外に排出することにより、身体を空冷する服です。
もちろん空調服でも体感温度は下がりますが、ファン風は外気であり、エアコンのような冷気ではありません。
そのため、地球温暖化が進み、将来的に気温が60度にも到達する国があると予想されている中、より強力な空冷効果が見込める『冷房服』を開発する必要性を感じています。

『冷房服』とは、服に小型エアコンを取り付けたものをイメージしています。
服内で冷気を発生させ流通させることにより、身体を冷気で冷却する効果があります。
コストを抑えて冷房服が流通できれば、酷暑の中クーラーを買えず働かざると得ない方を、救えると考えています。

この商品開発にあたり、冷気発生装置を小型軽量化する知見が不足しており、専門家のご意見をいただきたいと考え、本募集を行うこととしました。

当社の商品開発状況をお伝えし、副業者からのご意見をいただきたいと考えています。
以下が構想です。

・ペルチェ素子を使ったウエアラブル(小型軽量)な冷気発生装置を開発したい
・冷気を服内で循環させる、小型ファンを製作(空調服と同様のものを使用でも可)
・冷気発生装置と小型ファンを服内ポケットに収納し、モバイルバッテリーで作動させる

上記が実現可能なのか、開発に際しどのような技術や根拠が求められるかについて、まずはご意見をいただきたいと考えています。
ペルチェ素子を使ったウエアラブルな冷気発生装置の開発に、お力添えをいただける【熱交換】の専門家を求めています！

※本副業は、リモートワークOKです。

※月10時間以内で、相談ベースでのご支援をいただくことを想定しています。
開発の推進は、当社が責任を持って行いますので、アイデア等の権利はすべて当社に帰属します。