■事業内容
私達は2015年に東北大学の100％子会社として、大学の知の成果を活用し、日本の産業競争力を高めることを目的に設立されました。
VCとして大学発スタートアップ企業への投資を積極的に行い、投資先企業の事業推進だけでなく、地域社会の活性化の触媒機能を果たしたいと考えています。

これからも環境変化を的確にとらえ、大学の知の成果の事業化を通じて、東北地域に産官学金の連携による地域社会活性化のエコシステムの構築を目指し、企業家、地域社会と共に、持続可能な社会の実現に貢献していきます。

■事業への思い
世界的に見ても、スタートアップ企業やそれを率いる起業家が、イノベーションを通じて新しい世界観を築いており、日本でも大きな期待がよせられています。

私達は、大学発スタートアップ企業の事業化支援を通じ、持続可能な社会の実現を目指しています。

■事業のゴール/課題
高齢化社会に伴って急増している神経変性疾患に対し、FABPバイオロジーに着目した新規診療法を開発中！

私達は、福島県立医科大学の准教授（元東北大学 准教授）が取り組んでいるレビー小体病を始めとする神経変性疾患の早期診断法や根本治療薬の開発に対し、VCの立場でサポートしております。
現在の進捗状況は、開発候補品についてはGLP一般毒性試験を完了し、ヒト初回治験開始に向けたCMC研究（製剤処方の開発）や差別化／バリューアップ試験を行っている段階です。

今後は、①さらなる改良を加えたバックアップ化合物の開発、②製薬企業を対象としたニーズ調査、③研究資金獲得に向けた申請書作成やピッチ参加を行い、起業準備を進める計画です。
そこで、今後の起業に向けた活動を支援していただける方を募集することにしました。

■お願いしたいこと
①については、開発候補品に相応しい性能や合成展開について、助言をいただきたいです。
②については、本領域に関心を持ちそうな企業のリストアップとヒアリングを実施いただきたいです。
③については、スタートアップ起業前後にマッチした資金を探索し、獲得に向けた活動を実施いただきたいです。
※上記のうち、得意な項目のみでも大丈夫です。
※中長期でご支援いただける場合は、上記業務に加え、事業計画の策定や資金調達のリードなどビジネスサイドの業務をお願いする可能性もございます。

■想定している進め方
STEP1：キックオフ
・プロジェクトメンバーの紹介
・プロジェクト概要・進捗（ガントチャート）の共有

STEP2
・業務の引継ぎ（どこから、どのように進めるかを相談させていただきます）

STEP3
・2～３週に1回の定例会で状況報告