■事業内容
有限会社木内製作所は業務用機械部品の切削加工を行っています。主な加工物は半導体製造装置や一般産業機械の部品の切削加工であり、材料としてはステンレス・チタン・ステライト・ハステロイ等を扱っています。単品や小ロットにも対応可能であり、小物から指先ほどの大きさまで幅広い加工を強みとしています。

■事業への思い
お客様の困りごとに柔軟に対応し、ニッチな市場でのニーズに焦点を当てることで他社と差別化しています。現物はあるが図面はない。というお客様でも、当社では現物から図面を起こして対応することが可能です。

主に既存のお客さまからのリピートやご紹介・口コミ、HP経由でのお問い合わせが多く、今後もお客様の期待に応えることで更なる信頼と成長を目指し、製品の品質とサービスの質の向上に努めていきます。

■事業課題
現在工作機械の稼働状況は従業員が目視で確認しに行っており、従業員の工数および生産性の観点から、正確に稼働状況を把握できる仕組みを作り業務効率を向上させたいと考えています。

工場には従業員が11名、工作機械が14台あり、加工品によりますが1加工あたり約1分から30分程度稼働しています。
工作機械の稼働状況の確認は主に目視となっており、停止したタイミングをリアルタイムで正確に把握することが困難な状況です。

新しい工作機械であれば加工が終わると音楽が流れ、聴覚で停止を確認することもできますが、古い工作機械にはこの機能がないため停止時の判断が難しく、また作業場所によっては運転ランプが見えないこともございます。

■募集の背景
具体的には工作機械の運転ランプをセンサーがキャッチし、センサー情報をマイコンに送り、マイコンからBluetoothでPC（例：エクセル）に出力する。という方法を考えていますが、そもそも実現可能なのか、また実現するにあたりどんな機材が必要なのかがわかりません。そこでIoT/マイコン/通信に詳しい方を募集しています。

■お願いしたいこと
生産性の向上を目的とした目視確認に頼らずにタイムリーに工作機械の稼働情報を得られる仕組みの構築をご支援いただきます。
※現状は他社が提供しているソフトの導入ではなく自社独自で構築したいと考えています。
場合によっては構築後の運用サポートを通じて、従業員がシステムを効果的に活用できるよう支援していただきます。

■想定している進め方
STEP1（1,2か月目）： 現場の状況把握、ヒアリング
工場の現場状況を把握し、必要に応じて従業員や管理者へのヒアリングを行います。
同業他社ではどのように稼働状況を把握しているのか調査を行って頂き、そもそも今回の課題解決が実現可能かどうかを検討していただきます。

STEP2（2,3カ月目以降～）： 設計と計画策定
稼働状況をPCに出力するためにどのような仕組みを構築し、そのためにどんな機材が必要なのかを整理していただきます。
費用はなるべく抑えながら話し合いで決定していく予定です。

STEP3： 構築
実現可能な場合は実際に構築をしていただきます。