私たちは、肺がんの放射線治療で発生する副作用を予防するアプリケーションを開発しています。将来的には、都市部だけでなく地方部の様々な地域の病院で本アプリケーションを活用した肺がん治療の実装を目指しています。

【開発中のアプリの簡単な概要】
肺がんを放射線治療する際に、治療個所の周辺部位に放射線が照射されることで放射線誘発性肺炎を引き起こすことがあります。私たちのアプリにCT画像を読み取らせることで、CT画像の上に放射線誘発性肺炎のリスクがある箇所をオーバーレイします。該当部位への照射を避けながら治療をすることが可能となり、肺がん患者さんは体に優しい治療を受けられるようになります。

これまで多くの企業や研究者が肺がん治療に取り組んできました。しかし、我が国の肺がん死者数は各がん種間で10年以上も最多であり、これは非常に深刻な問題です。私たちは、肺がん治療のシーンでの活用を見据えた独自の技術シーズでこの大きな問題に挑戦します。

「AI ×放射線治療」による肺がん撲滅に向けた事業化検証の実現を目指す！
※現在は東北大学内で研究をしておりますが、事業化検証が進んだタイミングで会社を創る予定です。

私たちは人工知能をベースとした “肺がん放射線治療の副作用リスク低減” 技術を研究開発しています。
顧客となる病院にこの技術を搭載したアプリケーションを導入することで、副作用の肺炎リスクが非常に少ない超低侵襲な肺がん治療の実施が可能になると期待されています。

当プロジェクトの期待値が評価され、今年度は以下の助成事業に採択されています。
・みちのくGAPファンド
・AMED

今後、各方面でのピッチ登壇や実証検証でアプリケーションが必要になるものの、アプリケーション化には至っていません。
私たちは画像認識や機械学習のアルゴリズム開発を精力的に行ってきましたが、アプリケーション作成・GUI開発の経験に乏しいのが現状です。

そこで開発した“肺がん放射線治療の副作用リスク低減” 技術をアプリケーション化(プロトタイプ版)をお願いできる副業の方を探すこととなりました。

■想定している進め方
（Windows上で動く）プロトタイプ開発(GUI)に関わる一連の業務
※100％のクオリティは求めておらず、病院への提案やピッチの際にテキストのみだとイメージしにくいため、ビジュアルで理解を促すことが目的です。

■お願いしたいこと
STEP1
・ 研究シーズおよびプロジェクトの進捗共有
・ 仕様書の作成（代表者のスキルアップも含めて副業者の方と一緒に進めていきます）

STEP2（～2か月）
GUIの開発
・ 各種DICOMファイル(画像、structure、dose)のインポート
・ 上記ファイル情報の閲覧(ビュワー)
・ 処理後DICOMファイル(画像)のエクスポート
・ 私たちが開発した .exe ファイルの呼び出し
・ ビューワーとしてのベーシックな機能
例)
□ 各スライス面(横断面、冠状面、矢状面)、マウスホイール回転でスライス面の切り替え、拡大・縮小など
※詳細は相談しながら策定します

STEP3（3カ月）
・プロトタイプの完成
※4か月目以降もブラッシュアップの業務を依頼する可能性があります