各種産業用光学研磨精密板ガラスの製造をしております。
主足る納入先は光学業界ですが、日常的な家電からロケットに使われる部品まで幅広く請け負い製造を行っております。長年培われたノウハウと顧客ニーズに対処すべく研究を重ね、製造機械に独自のプログラミングをしていることでガラスの大きさに関わらず均一の厚みで製造することが可能です。また、ガラスの製造・加工において問題となる環境汚染に関しても取り組んでおり、環境に良い洗浄工程を導入しております。
現在は、受注生産のため繁忙期、閑散期の波も大きく従業員への負担や経営そのものが外部からの影響を大きく受けています。先代からの突然の事業継承の中支えてくれてきた従業員のためにも、引き継ぐ後続のためにも外部から影響を受けない強固な経営体制を築いていく必要があると考えています。

■事業として取り組みたいこと
現状、発注を受けた製品の製造に手一杯になっており、自分たちがなんの商品になる部品を作っているのか、会社が何を目標として自分たちが働いているのかがわかっていません。
そもそも向かうべき目標が定まっていないため、経営上の意思決定に関して社長自身が感覚のみで行い指示を出しています。
５年後に検討している事業継承までに安定した経営を実施していけるように事業計画の立案をしたいです。

■本件の背景
継承後２５年近く経営をしてきましたが、前任からほとんど引き継げないまま、周りに聞きながら判断し、従業員が一生懸命に働いてきてくれたことでどうにか経営を続けてきました。
しかし、次世代に引き継ぐにあたり、社長が計画無しに経営判断をしていくことに会社として限界を感じており、これからはみんなが目の前の納期に一生懸命に働くのではなく、目標に向かって一生懸命に働けるような体制にするために今回募集いたしました。

■お願いしたいこと
最終ゴールは、事業計画の立案・実行をしながら様々な部署とコンタクトを取り、推進とフォローアップまで会社の一員として一つの目標に向かって伴走していただくことです。
これまでの既存取引からくる定期的な受注をこなす守りの経営ではなく、自社の技術を活かした案件の獲得をしていく攻めの経営へ転換するための計画を一緒に立案してください。

■実現までのステップ（特にファーストステップで目指すゴール）
まず最初の三か月間で事業計画の立案をお願いしたいです。

～１か月目　会社の状況把握
　　→これまでの売上推移、取引先、取扱商品など
～２か月目　５年後の企業のゴール設定
　　→売上、取引先のイメージ、理想とする社会のイメージなど
～３か月目　具体的な事業計画の立案
　　→どの売上を上げるか（営業計画の立案）、イメージした取引先とどのように接点を持つかなど