当社はアルミ製品の押出補助工具の製作、自動車部品用鍛造金型の製作、建機用金型や半導体製造工場向け部品の製作を行っています。汎用工作機械、各種専用機の製造を祖業とし、事業環境の変化とともにアルミ押出用金型・補助工具の製作、自動車の変速機向け鍛造金型の製作へと事業分野を転換、拡大してきました。特殊溶断加工と高硬度材切削加工の分野で培った加工技術と管理ノウハウを発展させ、新分野、新製品へ即応できる集団へと成長しています。これからもお客様のニーズに応じた加工のご提案、高品質な製品の製造に励んでいきたいです。
急速に変化する製造業界と共に求められる多様性に応えていく中で、当社は金型製造や部品製造に関わる様々な事業を通して、お客様の幅広いご要望にお応えし、自社も成長してきました。お客様の作る製品の品質を支えるとともに、より効率的な加工技術の構築に取り組んでいます。製造するモノの品質を確かなものとし、ものづくりの可能性を広げるために、当社はこれまでの経験と技術力、豊富な機械設備を駆使し、これからも進化を続けていきます。

■事業課題
人事評価制度の見直しに着手したいと考えています。現在も等級制度や給与テーブル、人事評価基準はあるものの社員の実務や仕事に対する姿勢を定量的に評価するなど実態に即した運用ができていません。特に直近2年間、社員の入れ替えが激しく、社員の定着を目指して年4回の社長・部長・本人との目標管理面談を始めました。しかしながら、評価者も主観で判断しているところがあり、面談を通じて社員の良いところを伝えていますが、本人の納得感が不足しておりマイナス面を指摘されたなどネガティブ発言も目立っています。

■募集の背景
当社の組織構成は機械オペレーターが大半で、プログラマーおよび事務職が複数名在籍しています。平均年齢は20代～30代が多く、今後会社を担う一員として定着・キャリアアップを目指してほしいです。目標設定では部の目標とこれを達成するための個人の取り組み目標の設定も行っていますが、自発的な言動が少なく、やらされ感を与えてしまっていると感じています。技術力が高い社員が多いため、自身の実績や会社への貢献意欲などを定量化した人事評価制度にリニューアルしたいです。

■お願いしたいこと
人事評価制度の見直しにご協力ください。（等級制度、評価基準とこれに伴う給与テーブルの連動など）

お願いしたい業務は下記のとおりです。
・実務や実態に即した評価制度の構築（場合によっては給与テーブルも変更、極力定量で評価できる制度に設計したい）
・各階級における職務レベルの再定義
・定性面の評価軸となる経営理念に即した行動指針・基本行動の設計
・上記、評価制度の運用実装（誰がどのタイミングで評価を行い、従業員に納得感を持っていただく形でフィードバックするかなど）

■想定している進め方
2024年12月末までに制度設計が完了し、社内リリースを経て2025年1月～3月に社員説明などを行う。2025年4月分の給与より反映予定。

ステップ1：企業理解、現状と課題の把握
ステップ2：組織の目標と戦略に基づく目標設定、職務レベルの再定義、人事評価制度や給与テーブルの見直し
ステップ3：説明会などの導入支援、浸透に向けた各施策の実行サポート