包丁製造および金物製品（DIY用品・園芸資材等）の卸売を行っていますが、現在の主力事業である、卸売事業は取り扱い品目が、包丁・厨房用品、園芸用品・農業資材、水回り・配管部品、家庭用品、工具・金物、作業用品・運搬具、塗料・接着・補修材、アウトドア・フィッシング用品と多岐にわたり、数万点のアイテムを取り扱っています。
その卸売事業において、デジタル化・システム化を通じて効率的かつ正確な事業運営を実現したいと考えています。

現在社内で運用している物流システムでは、在庫管理・発注管理・請求管理を行っていますが、このシステムを仕入先にも開放し、発注情報のデジタル化のみならず、製品納期管理や価格変更管理をWebを通じて行っていきたいと考えています。
背景として、売上増に伴い物量は増加する一方、現状のフローではシステムが当社しかログインできないため、メーカーからの納期情報を社員が手入力したり、価格差異についても、先方納品書単価を当社事務員がチェックするという形になっています。
これら課題を、仕入先へのシステム開放することで、仕入先との協働チェック体制に移行し解決したいと考えています。

今回開発するシステムは、社内だけではなく仕入先がユーザーとなってくることもあり、ビジネス上必要な要件はもちろん、業務フローなどを考慮した上で使い勝手のよいシステムにしたいと思っています。
そのゴールに向け、現在運用しているWMS（倉庫管理用システム）の導入支援をしてくれた外部ベンダーに開発自体はお願いしようとしていますが、弊社側にシステム開発のバックグラウンドのある担当者がいないことを課題に感じています。

■お願いしたいこと
システムやプロダクト開発の経験・知見をお持ちの方を副業でお招きしつつ、弊社のシステム担当の教育者的役割をお願いし、時には外部ベンダーとのやりとりについても一部おまかせしたいと思っています。
社内には物流に関しての知見はあるので、まずは社内メンバーと協働しながら実現すべきシステムの要件定義を担ってください。

■実現までのステップ
※本格的にシステム開発がスタートするのは2023年1月〜を想定。
（背景として、現行のオンプレミスのシステムのクラウド移行の完了が１月。そこから今回の追加開発を本格化）
STEP１．弊社の業務フローや現在利用しているシステムについてのキャッチアップ、要件検討
STEP２．2023年１月よりシステムのクラウド化移行完了、本番システムを見ながら、要件定義
STEP３．2023年1月までに要件定義完了、開発スタート。2023年7月までにシステムローンチ。
STEP４．2023年下期～まずは数百社の仕入先のうち、10社程度にテスト導入してもらい、フィードバックをもらいながら磨き込み。
（STEP５．テスト期間後、本格展開　）