私たちは、1930年に腕時計製造業として創業した林時計工作所(現.ハヤシレピック)の子会社として、1974年に秋田県北秋田郡比内町(現.大館市比内町)の誘致企業として創業し、以来腕時計製造の技能の伝承を図り進めております。

現在は、腕時計製造のコア技術を生かし、各種自動化装置・冷光照明装置・電子クーラー・精密電動ドライバーをはじめ、ISO13485認証取得により医療機器分野の製品など、様々な分野のお客様の要求に応えております。今年グループ創業93年を迎え、グループ各社と一体となって時代の変化を先見して更なる企業価値向上を目指して参ります。

弊社は時計のイメージが強く、精密機器製造の認知度が低いため、売り上げが伸び悩み認知度を高めることが課題となっています。現在は既存のお客様のルートセールスがメインであり、新規顧客向けの導入実績を拡大していことに苦戦しております。1～2名程の人手が必要なライン作業を自動化出来るパーツフィーダーという装置の拡販を実現したいと考えております。
(現在、10社程度に導入実績あり)

パーツフィーダー（省力化装置）は当社の売上構成でも2割近くを占めており、新たな収益の柱として注力していきたい事業になります。一方で、拡販に際しては製品の外部市場におけるニーズや新規参入に向けた競合との差別化ポイントの解像度が低い状況です。今回のサンカクPJTにより、製品が新規参入していく上での市場分析やターゲット選定を頂き、拡販に向けた営業活動を推進していく兆しを作りたいです。

パーツフィーダー及び省力化装置の拡販に向けて、下記をお願いいたします。

■パーツフィーダー（省力化装置）の製品分析～外部市場の調査
パーツフィーダーの製品特性を把握いただき、パーツフィーダーを既存の生産工程に代替することで、
顧客にとってどのようなメリットがあるのか言語化と定量化をお願いします。

また製品分析完了後は、外部市場における需要規模を調査いただきたいです。まずは、導入可能性のある業界から企業規模や生産スキーム等から絞り込みをかけ、リード企業の洗い出しをお願いしたいです。

■リード企業に対して営業戦略立案
パーツフィーダーの導入に向けて、企業へのアプローチ施策を提案頂きたいです。
ターゲットとしている企業は中小企業を想定しておりますが、初回接点の取り方に悩んでおります。
その為、製造業におけるB to Bの技術営業において、初回接点の取り方に知見があればアドバイスをお願いします。
例えば、ビッグサイト等で開催される展示会等で、当社の技術に関心を持っていただける企業にアプローチしていく等。