SMN株式会社
マーケティングや企画経験者であれば、カスタマーインサイトやUX、ペルソナについて検討したり、悩んだ経験があるのではないか?最近はデータ・ドリブン・マーケティングといったキーワードもよく聞くようになったが、膨大なデータを適切に処理し、的確な分析、判断を行ない、施策実行に移すことは決して簡単なことではなく、担当者の経験則や想像に頼る場面が未だ多数存在する。
ソニーグループの中でも主に広告配信プラットフォーム・デジタルマーケティング事業を行っているソネット・メディア・ネットワークス(以下、SMN)。そのSMNが新たに開発した「VALIS-Cockpit(ヴァリスコクピット)」は、これまでに蓄積した膨大なユーザー行動データと、ソニーのR&Dを源流としたAI技術を活用し、サイト訪問したカスタマーのみならず、潜在的な見込み顧客を特定した上で、インサイトやUXの発見を支援する。
今回は、VALIS-Cockpitの実力や可能性を詳細にレポートするとともに、その開発の裏側にも迫りたい。
『自分たちのAIに関する研究開発の技術をしっかりとビジネス成長につなげたい』と、立ち上げメンバーたちは熱い想いをもって、2014年にソニーからSMNに移籍しました。a.i lab(アイラボ)の名前には、そんな想いも込めて”AI”と“ambitious innovation”という意味があります。」a.i lab.では、ソニーで培った機械学習技術をベースにマーケティングAI「VALIS-Engine」を開発。広告配信最適化プラットフォームであるLogicadを高機能・高精度化している。また、デジタルマーケティング領域での新規事業開発のために、研究開発からシステム開発を一気通貫で行うミッションを担っている。
上田氏はこう続ける。「VALIS-Engineの特徴は、特定の行動を起こす確率の高いユーザーを高い精度で発見できる点はもちろんのこと、予定調和ではなく驚きをもって出会えるセレンディピティを実現しています。これにより明らかにコンバージョンしそうな層のみならず、潜在的に顧客化するポテンシャルを持つカスタマーを見つけ出すことを可能にしました。VALIS-CockpitはVALIS-Engineを搭載することで、マーケターの経験則や勘を越えたインサイトの発見に寄与しています。」
上田氏はVALIS-Cockpitの開発の経緯について、以下の様に語った。「弊社執行役員の谷本が、長年、業界に対して持っていた課題感からプロジェクトは発足しました。谷本自身、マーケターとしてのキャリアも長く、インターネット広告業界を牽引している存在です。そんなキャリアの中で『ビックデータの重要性はマーケターの誰しもが理解しているが、そのデータを真の意味で意思決定に活用できているマーケターはまだまだ少ない』と感じ、マーケターの意思決定を支援するソリューションとしてVALIS-Cockpitのアイディアはスタートしています。今後のマーケティング業界において、『このソリューションを活用しながら躍進するマーケター』の出現をサポートできると嬉しいですね。」
今後、技術開発を進めることで、プランニングの自動化や、ヒトでは思いがけもしなかった意外性と創造性に富んだプランニングを実現できるかもしれません。我々としても顧客価値を高めつつ、多くのマーケターにその価値を提供出来るように、プロダクトを進化させてゆきたいと考えています。
もし、今回の記事をきっかけにVALIS-Cockpit事業やSMNに興味を持ってくれる方がいらっしゃれば、ぜひ今度開催されるワークショップにご応募いただけると嬉しいです。当日は『どうすれば顧客価値を高められるのか?』『その価値に共感し、VALIS-Cockpitを導入してくれる顧客を増やせるのか?』といった点を軸にVALIS-Cockpitの未来について、議論させていただきたいと思っています。」
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