経営戦略としてDXが注目されている中、企業の戦略に応じてどういった人材を育成・確保すべきかを定義することが
重要になってきています。
その一方で、人材要件定義のフレームは一般化されておらず、
各企業が手探りでトライ&エラーを繰り返し苦戦されている企業様も多いのではないでしょうか?
今回は企業の事業戦略フェーズと人員配置とひもづけながら、
実務でどんな成果を求められ、どんなスキルセットが必要となるかを整理します。
あなたの会社のDX戦略の方向性はどのパターン?
DXは定義をもとに厳格に判断するのは難しく、私たちが数多くの企業様との対話させていただく中でも、「ITを活用した一部の業務の自動化」から「デジタル技術を活用したビジネスモデルの革新」まで幅広くDXとして扱うケースがあります。当然ですが、前者と後者のケースでは確保・育成が必用な人材も変わってきます。そこで、下記の4つのカテゴリーにより自社のDXの方向性はどこにマッピングされるのか整理して必用な人材を見極めていく必用があります。
※図1:これまでのIT活用とDXの違い(出典:ITR)
DXはどんなプロセスで実現される?DX人材とはどんな人材?
自社のDX戦略をマッピングしたら、実行するためのプロセスやどんな人材を確保すべきか見えてきます。DXを実現するには、DX戦略の策定からアルゴリズム開発までそのプロセスは多岐に渡ります。そして、それぞれのプロセスを実行するために専門スキルを持った人材を適切に確保する必用があります。以下の図は各プロセスに対してどんなDX人材が活躍するのかマッピングしています。自社のDX化を推進するために、どんな人材が必用なのか整理していきましょう。
※IPA「デジタル・トランスフォーメーション推進人材の機能と役割のあり方に関する調査」をもとに、独自考察を付与
DX人材に求められるスキルとは?
DX人材に求められるスキルは多岐に渡りますが、大きく分類して「ビジネス力」「データサイエンス力」「データエンジニアリング力」の3つのスキルといわれています。DXの実行プロセス毎に中心となり必用となるスキルは変わってきます。
DX人材の概要はいかがでしたでしょうか?貴社の採用活動の一助になれば幸いです。
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