創業100年を迎える信州の老舗「いろは堂」は、郷土食「おやき」の製造・販売を通じて地元地域と全国の人々をつないでいます。独自の揚げ焼き製法によるおやきは、外はカリッと中はもちもちの食感で、全国に多くのファンを有しています。

近年は体験型施設「OYAKI FARM」を開設し、製造工程の見学やおやき作り体験を通じて、来場いただいた方々に食文化の魅力を発信しています。SDGsにも積極的に取り組み、食品ロス削減やダイバーシティ経営を推進しています。伝統を守りながらも革新を恐れず、地域に根差した持続可能な成長を目指しています。

■事業課題■
いろは堂は、信州の郷土食「おやき」を国内で広く展開してきましたが、海外販路の開拓においては社内に知見がなく、具体的に社内で進められない状況です。

■募集の背景■
当社は主力商品である「おやき」を海外展開したいと考えています。ただ、食品輸出には成分規制や保存料の使用制限など国ごとの対応が求められ、専門的な判断が不可欠です。このまま社内リソースのみで進めれば、誤った対応による機会損失やブランド毀損のリスクがあると考えています。

そこで私たちは、海外展開の実務と戦略に精通した外部人材を迎え、輸出に必要な制度対応や販路開拓を共に進めることにしました。あなたには、海外市場の調査、規制対応の助言、現地パートナーとの連携支援などを担っていただきます。地域の食文化を世界に届ける挑戦に、裁量を持って関われるポジションです。あなたの知見が、いろは堂の次の100年を切り拓く力になります。

■お願いしたいこと■
信州の郷土食「おやき」を海外に届けるため、輸出に必要な制度対応や販路開拓を担っていただきます。食品輸出に関する規制や成分制限など、国ごとの対応が求められる中、社内には十分な知見がありません。そこで、海外展開の実務と戦略に精通した方に、初期フェーズから伴走いただき、いろは堂のグローバル展開の礎を築いていただきたいと考えています。

■想定している進め方■
STEP1：対象国の選定と市場調査
（例：現地の食品規制、消費者ニーズ、競合状況の調査）
STEP2：輸出に向けた制度対応の整理
（例：成分規制、保存料の使用制限、必要な認証の確認と助言）
STEP3：販路開拓の戦略設計と初期接触
（例：現地パートナー候補のリストアップ、商談支援、販促案の提案）