当社の新規事業の一つである、医療事業のはじまりは前代表の西山自身が前立腺がんの術後、尿失禁に悩まされたことでした。
尿漏れの軽減をすべく器具開発に取り掛かったところ、医師から『同じ症状に苦しむ人に役立つ可能性がある』と協力を得て、
産学官連携で開発を進め、前立腺がん術後尿失禁症状に対する一時的・姑息的なケアを目的とした陰茎圧迫器具「トメレ」を生み出しました。

トメレはその有効性から高い注目を集めており、現在、国立がん研究センター東病院にて使用成績調査を実施しています。
医療機関への導入は現在延べ150に留まっていますが、認知さえいただければ強いニーズのある商品のため、今後前立腺がんによる尿漏れに悩む患者さんのもとへ広く届けていきたいです。
また尿漏れに悩むマーケットとして、介護業界での利用も考えられるため、医療機関以外への展開も取り掛かる予定です。

本業は建設業であるため医療機関への営業ノウハウがなく、TV特集の反響や口コミでの問い合わせに頼っている状態です。
医療機関に対する営業と、尿漏れに悩む方へ認知を広げる活動の両軸で今後販路拡大を検討したく、医療系バックグラウンドをお持ちの方のアドバイスや患者さん向け情報発信について外部の方の支援に期待を寄せています。販促担当と共に営業方法についてディスカッションいただき、知見をお借りしたいです。