サンカクラボ

ベンチャー企業の経営陣に直接プレゼン!
サンカク×グロービスの共同講座「サンカクの学校」潜入レポート

Posted by サンカクラボ
サンカクの学校

4月21日(木)、成長企業の経営に参加できるサンカクと、実践性にこだわったMBAプログラムを提供するグロービス経営大学院の共同講座、「サンカクの学校」が開催された。

第2回となる今回の講座のテーマは「マーケティング」。イベントは、2日間にわたるオンライン講座を経て、グロービス経営大学院 東京校で開かれた。

サンカクの学校

今回の講座は、気鋭のベンチャー企業5社を実際に招き、各企業のリアルな経営課題についてディスカッションするというもの。
ディスカッションに参加した掲載企業は以下のとおり。

◇掲載企業5社

・株式会社ビザスク

課題を持つビジネスパーソンが、専門領域を持つ国内外のアドバイザーにコンサルティングを依頼できるサービス「ビザスク」を提供する。

http://visasq.co.jp/

・株式会社CaSy(カジー)

家事代行のクラウドサービスCaSy(カジー)を提供。掃除、料理などの家事全般を、業界最安値水準の1時間2,190円から代行してもらえる。

https://casy.co.jp/

・株式会社BEC

中小企業のバックオフィスを、AIによる自動化と、弁護士、税理士、社労士などの「士業」のアシストでサポートする「Gozal(ゴザル)」を提供する。アジア最大級のIT系ピッチイベント「B Dash Camp 2016」準優勝。

https://gozal.cc/

・株式会社Bizcast

ビジネスに特化した動画・音声配信サービス「Bizcast」、YouTuberと企業をマッチングするプラットフォーム「BitStar」を運営。

https://bitstar.tokyo/

・株式会社Beer and Tech

胡蝶蘭の通販サービス「Hito Hana(ひとはな)」を運営。生産者直送・低価格でサービスを提供する。

http://www.beerandtech.com/

リアルな経営課題に対する提案を、受講生が企業にプレゼン

サンカクの学校

受講生は、4月7日(木)、14日(木)にオンラインで開催された2日間の講座で、クリティカル・シンキングやマーケティングの基礎を学んでいる。オンライン講座の最後には、参画企業5社から受講生に対し、各企業のリアルな経営課題を扱ったディスカッションテーマが発表された。

受講生は課題に対する提案を各自考えてきており、今回のリアル講座の場で企業の講師陣にプレゼンした。

サンカクの学校

1つのテーブルにつき、各企業の担当者と3~5人の受講生が座る。
まずはチームごとに自己紹介。和やかな雰囲気の中でイベントが始まった。

サンカクの学校

各受講生のプレゼンが始まると雰囲気は一変。企業の講師陣も参加者も、皆、真剣な面持ちで各自の提案に耳を傾けていた。
プレゼンの持ち時間は5分間と短かったが、その後の質疑応答の時間には、どのテーブルでも白熱したディスカッションが展開された。

中小企業がターゲットのクラウド型労務マネジメントサービスを、どうプロモーションするか?

サンカクの学校

特に活発に意見が飛び交っていたのが、中小企業向けのクラウド型労務/会計/行政手続マネジメントサービス「Gozal(ゴザル)」を提供するBECのテーブル。

BECの課題は、「潜在的なマーケットボリュームに対し、バックオフィスマネジメントサービスの認知度はまだまだ低い。潜在層への認知を広めるため、どんなターゲットにどんなチャネルでどんなプロモーションをすべきか、具体的に考えてほしい」というもの。
この難しい課題に対して、受講生からは「個人経営のカフェなど、規模の小さい飲食店をターゲットにするのはどうか」という提案が。

飲食業界に携わっているという受講生は、「個人経営の飲食業の人たちは、食材の仕入れや競合のリサーチなどで常に忙しく、バックオフィス業務まで手が回らない。ITリテラシーも比較的高くない場合が多く、知り合いの税理士に任せきりになっている、というようなケースが多い」と話す。「飲食店が集まる展示会やフェスなどでアプローチをすれば集客に繋がるはず」。

サンカクの学校

講師からは、「ターゲットが『団塊の世代』などどうしても抽象的になってしまいがちな中、実際にその業界に携わっている方が設定するターゲット像にはやはり説得力がある」という意見が出た。

「企業の中だけにいては、絶対に出てこない視点からの提案をもらえた」

サンカクの学校

全員のプレゼンを終えて、各企業の講師陣が感想を述べた。

ビザスク:
「これまではなんでも一人で考えることが多かったので、他の方の提案を聞いていたら『考えてみたら当たり前なのに、これまでできていなかった』ということが多いことに気づかされた」(田鍋氏)

サンカクの学校

Bizcast:
「受講生の提案からは、皆さんオリエンシートを読み込んでとても熱心に考えてくださったのが窺えた。会社の中だけにいては絶対に出てこない視点からの提案をもらえたので、今回いただいた知見を活かし、今後さらにベンチャー企業として成長していきたい」(渡邉氏)

サンカクの学校

Beer and Tech:
「受講生の方から過去の成功事例を共有していただいたことが非常によかった。皆さん僕たちの知らない成功事例をご存じなので、大変勉強になった。これまで自分たちが考えられていなかったような登場人物が、購買の意思決定に関わっているということにも気づかされた。
いただいた提案の中にはそのまま使いたいと思うようなものもあって、皆さんにお礼を言いたいくらい」(森田氏)

サンカクの学校

CaSy:
「CaSyはサービスの性質上、チャネルが基本インターネット。現状、利用者はどうしても30~40代の若い人が多いが、シニア層にもマーケットがあるのではないか?ということで今回参加させていただいた」(胡桃沢氏)

一方で、「今すぐに取り入れたい、という提案まではもう一歩だった」という意見も。

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BEC:
「様々な業種の方が集まっていたので、業界特有の事情を学ぶ機会になり、非常に参考になった。しかし、皆さん顧客のターゲティングは的確にできていても、ポジショニング(業界の中での企業やサービスの立ち位置)が抽象的だったり、ややぼんやりしていたりした。そこはどうしてもトライ&エラーが必要な部分なので、難しかったのだと思う。
今回提案をしてくださった方々と、より長期的に一緒にできる機会があればいいと思った」(佐藤氏)

講座のあとは、懇親会での交流も

サンカクの学校

講座のあとには、企業の講師と受講生を交えて懇親会も開催された。
大手企業で営業を担当しているという参加者の女性は、「他の受講生の方の提案はどれも新鮮だった。オンライン講座も含めマーケティングの話はとても面白く、もっと勉強したいと思った」と語った。

どの参加者も、「時間がとても短く感じた」「3日間では足りない!」と語っていたのが非常に印象的だった。
グロービス経営大学院に通う社会人学生たちが実際に履修する「マーケティング」の講座は、3か月かけてマーケティングの理論を仕事で活かすための実践力を鍛えるものになっている。CaSyの胡桃沢氏は、「僕も実際にグロービスでこの科目を受けて勉強したので、より詳しくマーケティングを知りたい、という方には本当におすすめしたい」と語ってくれた。マーケティングに興味のある方は、こちらもぜひチェックしてみてはいかがだろうか。