サンカクラボ

外に出て、自分のレベルを測るモノサシを持とう。サンカク企業スクールウィズのCEO、太田氏に訊く! (前編)

Posted by サンカクラボ

経済状況の大きな変化、終身雇用制の崩壊など、働き方にも大きな変化が起こり、今では“1つの会社で一生を終える”といった常識は過去のものとなっています。

そんな中、浸透してきたのが、かのピーター・ドラッカーが提唱した「パラレルキャリア」という言葉。これは一つの会社に属しながら、余暇の時間を別の会社での業務にあてるというもの。サンカクも少なからず、この世界観に共感しているサービスです。

今回紹介するのは、サンカク企業の一つである、フィリピン留学の口コミサイト「School With」を運営する、株式会社スクールウィズ。代表取締役である太田英基さんに、同社の目指す世界観からサンカクユーザーへのメッセージまで、様々な言葉をいただきました。

3年で7倍!加熱する、フィリピンでの語学留学。

- スクールウィズさんのビジネスとしては、フィリピンへの語学留学の推進ですよね。そこからどのような目標の実現を目指しているのでしょうか?

太田:僕らが目指すのは、留学という業界にイノベーションを起こしていくことです。そしてスクールウィズのミッションとしては、「世界を舞台に活躍できる日本人を増やす」ということ。

ビジネスとして、フィリピンというフィールドに特化しているぐらいです。今後は広げていく可能性も全然ありますね!

-たしかに、数年前からフィリピンで語学留学を行う日本人の数は急増しているという報道を目にしますね。

太田:そう、フィリピンに留学に行く人は、この3年で7倍くらいに増えているんです。ただ、現地に100以上の語学学校があるのにも関わらず、何処の学校がいいのか全然、わからなくて。

そこで、実際に語学留学に行った人のレビューを集めて、語学学校の評判が見える化されたサービスをつくりました。

実際にうちのサイトを見て、この学校が良いなって思ったら、うちのサイトから資料請求とか見積もり、申し込みが出来るようになっています。

英語を話せる喜びを知ったからこそ、多くの日本人にも味わってほしい。

- 太田さん自身も、フィリピンへの語学留学を経て、世界を一周されたんですよね?

太田:ええ、2010年の5月から8月までフィリピンで英語を勉強していました。そのあと、約2年間、世界を旅しました。

- 世界一周をしている中で、今のビジネスモデルに出会ったんですか?それとも、フィリピン留学の時点で考えていたのでしょうか?

太田:留学中ですね。自分が留学しているときに、自分が選んだ学校があんまりイケていない学校だったので、なんかそれがもったいないなって思って。せっかく3ヶ月という時間をかけて、お金も何十万も払ったのに微妙って嫌じゃないですか(笑)。

もちろん楽しかったんですけど、もっと自分にあった学校選びっていうのをサポートはあるべきだし、そういうサービスが必要だなって思って。

- たしかにもったいないですよね、せっかくの海外で語学留学をするというのに、微妙というのは(笑)

太田:本当にそう!留学支援の業界って、全然webのイノベーションが起こってないんですよ。例えば旅行業界って、昔は旅行代理店のツアーデスクに行って決めていたのが、いまはwebでの情報を見て決められますよね?

でも留学って、未だに学校の事務室や留学エージェントに相談して、そこで薦められた留学先に決定するというのが一般的なやり方なんですよ。

なんでこんな事になっているかというと、ユーザーが自分で意思決定できるために必要な情報ソースがまだ不十分なんですよね。意思決定するために必要な情報の中心となるのが、実際に留学したユーザーのレビューだと思っています。だから、僕たちは、語学留学を考えているユーザーが、レビューを活用しながら主体性を持って自分で学校が選べるプラットフォームをつくりたいと思って活動しているんです。

自分の会社を、自分の力量を知る意味での“モノサシ”は手にいれた方がいい。

- 今回、スクールウィズさんがサンカクを活用しようと思ったきっかけは、どのようなところにあったでしょうか?

太田:サンカクは、立ち上がる前から話をもらっていて、「これ面白い!やろう!」とすぐに思いましたね。

- その、“面白い”と思った理由とは何だったんですか?

太田:プロボノという、社会人が社会非営利活動に時間を使う、ソーシャルアントレプレナー界隈の文化がありますよね?これと同じように、社会人がスタートアップに対してプロボノのように関わる機会があってもいいなって思ったんです。

- たしかにプロボノの考えと似ていますよね。こういう流れってこれからどんどん増えていく気がしますね!

太田:ほんと、サンカクは「スタートアップ版プロボノ」だと思っています。

きっと多くの人が一度は転職を考えたことがあると思うのですが、在籍年数が長くなったり、役職が上がったりすればするほど、転職することへの恐怖感が大きくなると思うんです。

特にベンチャーやスタートアップに転職するリスクは高い。でも業務時間外の時間を使って、一緒に手伝う事で、会社の中がハッキリと見える。ハードルを下げてくれる役割を担いますよね。スタートアップ的にはすごくウェルカムなサービスですよね。

それに、当然転職を考えていない人にとっても、1社を知っているよりもたくさんの会社を知っている方がいいと思います。なぜかというと、自分の会社の立ち位置がハッキリと見えるから。どうしても生え抜きが美しいという文化がありますが、それでは客観的に自分の会社も見ることもできない。そういう、社会の中での自分を測るための“モノサシ”をつくる上でも、他社のことを深く知ることは大事じゃないかなと、そう思います。

(つづく)