企業の健康管理強化を推進すべく、労災保険を活用した二次健康診断の導入支援を行っています。労災保険の二次健康診断とは、脳血管・心臓疾患をきっかけとする労災事故防止を目的とした健康診断であり、費用負担なく実施できる健康診断です。職場の定期健康診断で異常の所見があった対象者に二次健康診断を促進し、企業担当者が行なう書類作成サポートや対象者のリストアップを代行しています。
実は一般健康診断で約60%の人が何かしらの異常が見つかり、二次健康診断の対象となっているにも関わらず、その後再検査に行く人は約10.5%以下に留まっています。どこの病院に行けばいいか分からず悪化するまで放置してしまったり、忙しいからと後回しにしてるのが実態です。結果を放置して状態が悪化してしまうと、コスト面や精神面で個人、企業、社会ともに悪循環となってしまいます。痛く、辛く、しんどい治療を受ける人が1人でも多く減ってほしいと強い想いの基、治療ではなく、予防がスタンダードとなる社会の実現を目指しています。

■事業課題
今後の増員に伴い人事評価制度を構築したいです。現在は営業職とCS職（サービス導入支援）にインセンティブ制度を導入しており、成約件数（1件1万円）と健康診断の受診人数（1人あたり2,000円）のインセンティブが発生します。今後規模が拡大する中で、営業職以外の部門における効果的なインセンティブ制度を導入し、成果を数字で評価する体制を整えていきたいです。

■募集の背景
1次健康診断の結果を預かる状態（受注）になるまで最短3カ月後とリードタイムが長いため、営業職のモチベーション維持など取りまとめることが難しいと感じています。現在、営業職も業務委託であるため、営業先のターゲットを伝えて自身のコネクションを活かしながら営業活動を実施しています。営業先の会社規模により意思決定のスピードが異なるため、成約および健康診断の受診人数の評価指標のみでは成果にバラツキが生じやすいです。これを受けて、受注規模によるインセンティブの傾斜を付けるなど見直しを図りたく、社内のノウハウだけでは不足するため本募集に至りました。

■お願いしたいこと
インセンティブ制度の見直し・一部評価制度の導入にご協力ください。営業職とCS職のインセンティブ制度の見直しとバックオフィス職（給付請求書類等の作成サポートを担当）の評価制度の導入を検討しています。下記の項目に基づき新たなインセンティブ制度・評価制度の設計から社員への導入支援までご協力をお願いします。
【評価項目】
・営業職：成約時のインセンティブを受注企業の規模によって変更（1件につき1万円～5万円）。アポ獲得で1,000円程度のインセンティブを追加予定。
・CS職：健康診断の受診人数に加えて、検診への転換率を数値化してインセンティブ対象に追加予定。
・バックオフィス：インセン付与ではなく、業務工数が多いので、バックオフィス全体での利益率に関連した評価基準を設定予定。

■想定している進め方
STEP1：当社の事業理解、インセンティブ制度の現状把握と課題のヒアリング。
STEP2：新たなインセンティブ制度と評価制度の設計案を提案し、社内関係者との協議を行う。
STEP3：制度の導入支援、給与反映に向けた準備サポート。